防犯対策について
年の瀬も迫ってまいりました。今回は防犯対策について書きたいと思います。
今年は特に強盗や空き巣についての事件がクローズアップされた年でした。
関東ではここ数ヶ月後付け格子の工事をされる方が非常に多く、全国的に格子の商品が品薄状態に
なっているそうです。
こちらが格子付きの窓になります。
関東に限らず皆さん防犯対策には関心があると思われますが、おそらく「どんな対策をすればいいか
わからない。」といったところだと思います。
いくつか今からでもできる有効な防犯対策をお伝えしたいと思います。
まず、強盗や空き巣の主な侵入経路はやはり窓や玄関になります。
なので、玄関や窓まわりに対策をして「この家は侵入しにくい」と思わせることが大事だと思われます。
玄関にはセンサー付ライトがお勧めです。
やはり侵入する時に目立ってしまっては、侵入しずらくなるものです。
器具ごと交換をするか、後付けのセンサーも売っています。
その他先に書きました後付け格子や後付けシャッターをつけるのも大変有効です。
これらを取り付ける際は、ドライバーで取り外せないねじの商品やねじを隠した商品を選んで
ください。
あとはやはり窓への対策です。こちらはいくつか対策の方法があります。
まずは窓を二重窓、ガラス破りに強いガラスに交換して侵入を諦めさせることが有効です。
特に上から下まである掃き出し窓は狙われやすい傾向にあります。
窓自体を交換するのは大変でも、後付けの内窓、外窓があります。
こちらは防音や断熱にも非常に有効です。
その際にはさらに防犯性の高いガラス、安全合わせ複層ガラスをオプションで選ばれるとより効果的です。
こちらは2枚のガラスに樹脂中間膜を挟み込んであり、金づちなどで叩いても日々は入っても割れにくい
ガラスになります。それから、CPマークがついた5分以上の耐性が認められている「防犯建物部品」の窓を選ばれると良いと思います。
こちらがCPマークになります。
また、窓ガラスは割ってからクレセントを回して窓を開けられることが多いので、
クレセント自体を交換するといったことも良いと思われます。
こちらは引き違い、上げ下げ窓のみになりますが、例えばクレセントを
ボタン錠付きのものに交換するといったこともできます。
または、内窓や外窓の後付けであればクレセント錠ではなく戸先錠の商品を選ぶのもお勧めです。
こちらは窓を閉めると両側の鍵が自動的にかかる仕組みになっていて
外から鍵の位置は見えませんし、クレセントじゃないので外から操作はできません。
以上が、窓・玄関廻りの防犯対策例となります。
今回ご紹介させていただいたのはどうしても工事が必要となる対策ですが、
防犯だけではなくプラスアルファの効果が期待できます。
内窓・外窓の後付け工事に関しては来年度の住宅省エネキャンペーンにも適応していますので、
ぜひお得にご活用ください。
工事のご用命、今回ご紹介させていただいた商品の詳しいご説明は、お気軽に吉本建築まで
ご連絡ください。
0766-26-9355 株式会社吉本建築
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