住宅省エネ2025が始まりました!
4月に入り、今年度も住宅省エネ補助金制度の申請がスタートしました。
工事前の写真が保管してあり、なおかつ工事契約書のコピーがあれば
4月以前の工事でも申請はできます。
今年度も子育てグリーン住宅支援事業(昨年度の子育てエコホーム支援事業から変更)
先進的窓リノベ事業、給湯省エネ事業、賃貸集合給湯省エネ事業の4本柱となっております。
当然、新築・リフォームのどちらも対象となります。
以前、給湯省エネ事業については詳しくご紹介させていただきましたので
今回は子育てグリーン住宅支援事業と先進的窓リノベについて簡単にご紹介させていただきます。
1.子育てグリーン住宅支援事業
こちらは子育てグリーン住宅という名前ですが全ての方のご利用が可能となっています。
新築の場合(分譲・賃貸も可)は全ての世帯で最大160万の補助額。子育て世帯には100万~40万の
補助金が交付されます。
ただし、全ての世帯ではGX志向型住宅(外皮性能は断熱等性能等級6以上に適合し、一時エネルギー消費量の削減率が35%以上の性能を有するもの。また高度エネルギーマネジメントを導入していること)
※高度エネルギーマネジメントとは、住宅のエネルギー使用状況をHEMS(ヘムス)などで見える化して太陽光発電や蓄電池と連携して省エネ創エネをしていく仕組みです。
子育て世帯では長期優良住宅(長期に渡り良好な状態で使用するための措置がとられている住宅で、行政庁に認定を受けたもの)かZEH水準住宅(外皮性能は断熱等性能等級5以上に適合し、一時エネルギー消費量の削減率が20%以上などの条件を有するもの)が対象住宅となっています。
また、リフォームでは補助条件が2パターンあり、1つは(Sタイプ・上限60万)必須工事3種類全て実施すること。
もう一つは(Aタイプ・上限40万)必須工事のうちのどれか2種を実施することとなっています。
必須工事とは1.開口部の断熱改修(窓のガラス交換、外窓交換、内窓交換、玄関ドア交換)
2.躯体の断熱改修(外壁、屋根、天井または床)※一定の平米数の断熱材が必要です。
3.エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池)
となっています。例えばお風呂のリフォームとお家の窓のリフォームを一緒にやるなど併用されたらいいですね。
2.先進的窓リノベ事業
窓リノベは玄関ドアの交換、今ある窓の内側か外側に省エネ性能の高い窓をつけるか、今ある窓の
ガラスを省エネ性能の高いガラスに交換すると補助金がもらえます。
還元率は50%相当とありますが、大体3窓以上の取付でそれに近い額の還元率になってくると思われます。
補助額は5万円以上からになります。
窓の断熱効果がUPすれば夏は室内が涼しく、冬は室内の暖かさを保てますのでエアコンなどの電気代が
安くなり、家計にも嬉しいことずくめです。
弊社のお客様でも昨年補助金を使って内窓をつけたお客様から、実際に「電気代が安くなった。」や
「結露がなくなった。」「防犯の心配が減った。」などの感想をいただきました。
空き巣犯は窓の開錠に時間がかかると諦める確率が高いので、二重窓で二重に鍵をかけることで
侵入を諦めさせる効果があります。

窓の交換と聞くと壁を壊したりと大掛かりな工事になるんではないか?とご心配されるかたも
いらっしゃると思いますが、今ある窓に取り付ける工法がありますので工事も短い時間でさっと終わります。
ぜひ、今年こそお得な補助金をかつようして快適な生活を送られてみてはいかがでしょうか。
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